見学を終えて、「ここにお願いしよう」と決まったあと。
ほっと一安心する反面、ここからが本当のスタートです。
契約前に家族で話し合っておくことで、入居後のトラブルや不安をぐっと減らすことができます。
「本人が嫌がっているけど、家族としては安心してほしい」
そんなケースは少なくありません。
ただ、どんなに良い施設でも、ご本人の納得がなければうまくいかないことが多いです。
“説得”ではなく、“一緒に決めた”という形が理想。
見学で感じた印象や、ここを選んだ理由を本人と共有しておくと、入居後の受け入れ方が全く違ってきます。
契約段階になって「誰がどこまで負担するの?」という話が曖昧だと、
後から家族間で意見が食い違うことも。
入居一時金・月額費用・医療費・日用品代などを具体的にリストアップして、
支払いの流れを明確にしておくと安心です。
施設に入ったからといって、関係が終わるわけではありません。
面会や外出、買い物の付き添いなど、どのくらい関わりを続けたいかを事前に確認しておくと、
施設とのやり取りもスムーズです。
“お任せ”ではなく“チームで支える”という意識を持つことが大切です。
入居は“家族の節目”でもあります。
だからこそ、焦らず、落ち着いて話す時間を持ってほしいと思います。
施設選びの最終段階で、私たちがよくお手伝いするのは「家族の整理の時間」。
答えを出すのではなく、気持ちを整えるお手伝いをすることで、
ご本人もご家族も、少しずつ前に進んでいけるようになります。
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